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【プレスリリース】滋賀大学データサイエンス教育研究センターと連携協定締結

2020年12月7日

滋賀大学データサイエンス教育研究センターと連携協定締結

<食品支出マーケット情報オープンデータ化に向けた共同研究開始>

滋賀大学データサイエンス教育研究センター(所在地:滋賀県彦根市、センター長:笛田 薫)及びマギー株式会社(所在地:沖縄県豊見城市、代表取締役:山川 朝賢、以下マギー)は、12月7日に連携協定を締結しました。これに基づき、マギーが保有する「i-codeデータ※」(商品分類コードに統一されたPOSデータ)について、滋賀大学のデータサイエンスに係る知見を活用し、我が国経済社会の発展に資するためのオープンデータ化を図るための方策に関する研究を、双方の協力により行います。

農水産物を含む食品の主要販売ルートである国内スーパーマーケットにおける「i-codeデータ」は、国民の消費実態をリアルかつ的確に把握するための有力な情報であり、食に関する消費、販売、マーケテイングなど様々な分野の調査研究のデータ基盤となるものと考えられ、そのオープンデータ化による活用は我が国経済社会の発展に大きく貢献するものになると考えています。

マギーは、滋賀大学との本連携協定において、特に以下2点の目的に取り組みます。

第1に、日本の社会問題として大きく取り上げられている、食品ロスの問題を解決です。食品関連事業者における、日本国内の食品ロスは352万トンといわれ、その理由の一つに地域の食品需要予測が見えにくい点があります。需要予測は販売データ(POSデータ・ビッグデータ)より、食品の統一コード(i-code)を活用して読み取るしかありません。マギーで誕生したi–codeによって、世帯あたりの食品の支出(ファミリーインデックス:FI値)がわかり、食品スーパーの商圏内の需要を読むことも可能になりました。FI値を市場にオープン化することで、物流効率化・CO2削減・適正在庫・発注量の基礎データに役立て、食品流通業界の企業活動に貢献いたします。

第2に、沖縄県における新産業創出と貧困対策の解決です。オープン化により、日本全国の食品製造業・中間卸業・小売業からデータ解析依頼が増え、沖縄の新たな産業となることを目指します。
①労働生産性の高い雇用(データサイエンティスト・データアナリスト・データメンテナンス等)
②沖縄県の貧困層の大きな要因になっているシングルマザー向け雇用(テレワークママ:自宅で子育てしながらデータアナリスト)
③子供向け無料オンライン講座(データアナリスト・データサイエンティストを育成し、卒業後は東京並みの所得収入を目指す)

※i-code:マギーが開発・運用する生鮮3品・惣菜も網羅した日本初の商品標準化コード。


【本件に関する問い合わせ】
マギー株式会社 (担当:ソリューション事業部 菊地)
TEL:045-222-6224  e-mail:kikuchi@magee.jp  Web: https://magee.co.jp/

研究テーマ

Fi値(Family index)に基づく消費支出の予測
公的統計における消費支出の予測や経済予測等に役立つようなFi値の活用方法について検討

検討を通じて得られた知見をデータの整備にフィードバック

オープンデータを活用した教材の検討

大学での授業を念頭に置いたオープンデータの活用方法について検討

オープン化に必要なデータの匿名化、データ形式などについて検討

技術的観点からみたオープンデータの形式

上記を進める上で、あるいはさらなる展開を図る上で必要と考えられるオープンデータの形式について検討

【マギー株式会社 会社概要】

マギー株式会社(本社:沖縄県豊見城市、設立年月日:2017年4月19日、代表取締役社長:山川朝賢)は、全国から集まるに日次数百万レコードの小売店のID-POSデータを基に、パーソナルプロモーション・データ分析などリテールマーケティング領域における革新的なソリューションを提供しています。
◾︎本社所在地:沖縄県豊見城市字豊崎3番地71
◾︎設立:2017年4月
◾︎資本金:274,999,775円
◾︎代表取締役社長:山川朝賢
◾︎URL:https://magee.co.jp/

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